まずは二階建てのお宅へ。
一区画が全て廃墟化しているせいで、草木が生い茂っている。
二階建てといっても、ご覧のとおり・・・
二階は実質的に消滅している。
正面玄関は、建物全体が歪んでいるため引き戸が開かなかった。
勝手口からお邪魔すると、まるで特殊効果のように、くもの巣が張り巡らされていた。
くもの巣を必要最小限取り除いて、上がらせてもらう。
こんな状態であっても、土足でお邪魔するというのは抵抗を感じる。
もう少し状態が良ければ、靴を脱ぐのだが・・・
次からは、上履きか、靴にかぶせるビニールぐらいは持参したい。
まずはお風呂。非常にこじんまりとしている木製の浴槽が、年季を感じさせる。
それはともかく、床が今にも抜けそうな状態で、なかなか歩くことが出来ない。
厠もご覧の有様。
勝手口からお邪魔し、抜け落ちそうな床を這うようにして、やっと正面側に辿りついた。
ここだけ見ると、全然朽ちていないように見えるのだが・・・
やっぱりどこもかしこも朽ちている。
二回へと続く階段。
これでは、絶対に上れない。
続いて、すぐ近くの平屋のお宅へ。
やはり引き戸は歪んでいるため開かず、別の開き戸からお邪魔した。
