ハイツホテル 〜その3〜
枯れない観葉植物の内部は、実はこうなっている。
廃墟の中でも、社会勉強(?)
営業時なら一般人が立ち入ることの出来ない厨房にお邪魔した。
食器類のほか、調味料までが残っていた。
それにしても、この物件に限ったことではないが、やたらBB弾が落ちている。
サバゲー(サバイバルゲーム)の人たちが来るのだろうが、残留物はいただけない。
廃墟の色々な楽しみ方は否定しないが、痕跡を残すのは感心しない。
いよいよ、核心のプールに向かう。
プールまでの道のりが、長い・・・
プールが!崩壊していた・・・
女子更衣室を発見!
廃墟になっていても、入るのは、なんだかなぁ。
プールとともに朽ちる○塚製薬の自販機。
建物に戻り、最上階まで上がってみた。
糞だらけのゾーンを超えると、機械室になっていた。
天井に住人を発見!
大量の糞は、コウモリのものだった。
再び、下の階に下りてきた。
自販機も、やられるだけのことはやられている。
つり銭ボックスが、床に転がっていた。
片隅に置かれたカブトムシの飼育籠。
経営者の子供が飼っていたのだろうか。
物悲しい物語が、脳裏に浮かぶ。
誰も起こさないように、そーっと探索を終え、外に出た。
西日がより一層輝き、ハイツホテルを照らしていた。