ニュー○翠荘 〜後編〜
2階には、小規模な宴会場がありました。
何も知らず、徐々にこの物件の核心へと近づいていきます。
誰かが酒を飲んで大暴れしたようです。
建物の途中から造りが変わっていて、段差もあります。
床がコンクリだったり板張りだったりします。
板張りの床は踏み抜きそうで、慎重に歩いた方が良さそうです。
和室が自然へと還りつつありました。
旅館に着いたら窓際に腰掛けてお茶を飲むものですが、
その場所が朽ち果てて床が無くなりかけています。
明らかに廃墟化してから宴会してます。
箱ティッシュも持参するとは、なかなかのつわもの。
3階には、大宴会場があります。いよいよ、この物件の核心部分です。
同じ規模の宴会場が廊下を挟んで2つあり、合わせるとかなりの大きさです。
これ×2部屋ですから、かなり大規模な宴会ができます。
障子もボロボロ
畳もボロボロ
畳に書かれた「I LOVE YOU」
こうゆうのは、嫌いじゃないですね。
このあと、いよいよ核心へ迫ります!
宴会場を撮るためにアングルを決めていて、倒れていたふすまの裏に回りこむと・・・
「なんじゃこりゃーーー!!!」
なんでこんな物がこんなところに・・・
安全ピンは付いているものの、レバーには釣り糸のような物が。
「トラップかよ!」と一人でツッコミを入れてみました。
十中八九、サバゲー(サバイバルゲーム)の連中が残した模造品だと思います。
しかし、こんな廃墟内では残り一、二の可能性も完全には否定できないため、
手を触ないでおきました。廃墟内で爆死なんていったら、洒落にならないですから。
このあと、早々に撤収しました。