銅山の工夫長屋




チームで関東遠征した時に立ち寄った物件です。

閉山となった銅山の工夫たちが住んでいた長屋には,生活感が漂っていました。




ある冬の朝,雪が積もっていましたが,日差しは暖かく、廃墟日和でした。




ちょっとお邪魔します。

木造平屋建ての長屋は、随分痛んでましたが,人為的な破壊は皆無でした。




これ、何だか分かりますか?

実は,蜂蜜なんです。数十年前の・・・




これを見たとき,一瞬動作が止まりました。

「けんいち命」

物凄くインパクトがあります。




これは、分からないアイドルのポスターとカバン、そして「テレビゲーム」という名前のテレビゲームです。

画期的だったんだろうなぁ。当時は。




押入れからなだれてきている布団。妙に生活感があります。




廃墟になってから、相当な年月が経ってるというのに、ものすごく生活感がありました。

当時住んでいた工夫とその家族たちの笑い、悲しみ、そして日常。色んなことが感じられます。

閉山が決まった時、どうしたんだろう・・様々な思いが巡ります。

こういったことを考えさせてくれる、血と汗と涙の染み付いた長屋でした。