チームで関東遠征した時に立ち寄った物件です。
閉山となった銅山の工夫たちが住んでいた長屋には,生活感が漂っていました。
ちょっとお邪魔します。
木造平屋建ての長屋は、随分痛んでましたが,人為的な破壊は皆無でした。
これ、何だか分かりますか?
実は,蜂蜜なんです。数十年前の・・・
これを見たとき,一瞬動作が止まりました。
「けんいち命」
物凄くインパクトがあります。
これは、分からないアイドルのポスターとカバン、そして「テレビゲーム」という名前のテレビゲームです。
画期的だったんだろうなぁ。当時は。
押入れからなだれてきている布団。妙に生活感があります。
廃墟になってから、相当な年月が経ってるというのに、ものすごく生活感がありました。
当時住んでいた工夫とその家族たちの笑い、悲しみ、そして日常。色んなことが感じられます。
閉山が決まった時、どうしたんだろう・・様々な思いが巡ります。
こういったことを考えさせてくれる、血と汗と涙の染み付いた長屋でした。