神岡鉱山 大津山の社宅 3/3
階段で2階へ。
割れた窓から枯葉が入り込み、踊り場に吹き溜まりができていた。
室内には、
なぜか版画が落ちていた。
最後に便所をおさえておく。トイレにネピア。
そしてまた、忘れていた笹薮が待っていた。
もう絶対に引き返したくない心境だったが、他に退路は無い。
ここに永住しようかと一瞬迷ったが、潔く笹薮に突入した。
いつもの場所まで戻ってくると、さちさんがレジャーシートを広げて熟睡していた。(画像中央付近)
枕元には熊撃退スプレーが置かれていたが、熟睡していては意味が無い。
この状況下で熟睡できるのは、ある意味凄い能力だ。
せっかくなので、少しだけ軌道敷上を通洞口に向かって歩くことにした。
トロッコにヘビ。
トロッコから索道に継送していた地点までやってきた。
ここからは、下部施設の茂住選鉱が見える。
山の下からよーく見ると、ここから茂住選鉱までの間に、索道の鉄柱が何本か残っている。
今回の探索はここまで。
雪解けシーズンで、いつもの7月に比べたら草が無くて非常に探索しやすかったが、笹薮は本当に厄介。
もう二度とあの笹薮は御免だが、あの社宅にはまた行きたい。
こうして、あの激戦の記憶が薄れた頃にまた来るんだろうな。
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