神岡鉱山 栃洞2011


2011年夏、常連化しつつあるメンバーで栃洞を訪れた。
最初に訪れた当初は、あまり興味の無い面々、その後は一人で訪れることが多くなり、最近では一緒に行く同志も現れた。
一つの廃墟に継続して訪問していると、こんな利得もある。






昨年よりも一段と崩壊が進んでいたため、初っ端から鉄骨をつたって下りなければならなかった。



日の出前の早朝からアクロバティックな動きをしたところで、いつもの場所。
ここに来ると、少しほっとする。



最近、もうカメラを持ってこなくてもいいんじゃないかと思う。
目で見て確認さえ出来れば、それで満足してしまう。



木造の長い階段。



この浮選機がいつまで残ってくれるのか、毎年案じている。
ここが廃墟である限り、どんなに貴重な遺産や資料であっても、いつかは自然に還る。
廃墟の定めを乱さないために、毎年見守り続けること以外は、何もしないようにしている。









絵の汚さも相当なものだが、使われなくなって40年も経つのに工具が残っていることの方が凄いと思う。



この難所越えも、年々難易度が上がってきている。



何とかクリアして反対側に。



この場所は、ほとんど変わっていない。



かなり貴重な資料が落ちていた。



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