神岡鉱山 栃洞鉱区取り壊し!


2005年10月、栃洞坑のトロッコ軌道を解体しているとの情報を聞きつけ、早速Kamui氏と二人で緊急訪問した。その結果は・・・






 
左がBEFORE、右がAFTER
その栃洞の激変ぶりに驚愕した。
一瞬、信じがたい光景だった。





 
わずか3週間たらずで、こんなことに・・・
栃洞は年々崩壊が進んでいたとはいえ、また来れば同じ光景に会えると思っていただけに、残念だ。





 
まるで面影さえも無くなっている。
いまだかつて、今日ほど諸行無常を感じた日は無いだろう。





 
無残な姿で放置されるトロッコ。鉄くず入れになっていた。
ショベルカーが見えるが、幸い今日は休日ということと日暮れ間近な時間ということもあって、人の気配は無い。






わずかに残るトロッコの軌跡。



軌道の終点=坑道の入り口。坑道内は現役で稼動している。






軌道を戻り、体育館の方へと来てみた。












日が暮れ始めたため、撤収した。それにしても、解体はショッキングだった。
もう二度とあの光景に出会えないのかと思うと、なんだか寂しくなってくる。
かといって、解体は事業主の判断で止むを得ないことだろう。悔やんでも仕方が無い。
廃墟が廃墟である時間は短いということを、改めて痛感した。
さらば、栃洞よ!姿は消しても、訪問者の心の中で永遠に存在し続けるだろう。




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