神岡鉱山 雪の栃洞選鉱場 4/4






突如現れる軌道の終点。



その先には、配電室があった。






かなり古めかしい配電盤だ。
黒いのが、味を出している。









足元に気をつけて歩かないと、踏み抜きそうだ。
このあたりは、踏み抜いたらタダじゃすまない。
嫌が応にも、慎重にならざるを得ない状況だ。



これは、鉱石を砕いていたクラッシャーだと思われる。












この先が大変だった。瓦礫に上に雪が積もると、非常に歩き辛い。
ただでさえ落とし穴があるというのに、数mのインクラインの落とし穴まである。



ルートが見つからない。今さら来た道を引き返す気にもなれない。
唯一のルートは、この鉄骨によじ登って上を歩くのみ・・・
Kamui君はこういう事態も想定し、安全帯を持っていた。



結局、栃洞の選鉱場の中を何時間も歩いていた。
程よい徒労感と充実感を味わいながら、栃洞を後にした。



神岡鉱山は、調べれば調べるほど、何度も行けば行くほど奥が深い。
栃洞・茂住がクローズアップされているが、その他にも複数の鉱区があり、それぞれの鉱区に坑道と鉱業施設、

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