カーテル○合 2/2
いきなり、人が居住していたかのような部屋が1階にあった。
最初に目に飛び込んできたのが、このビデオ。先制攻撃を受ける。
「とべないアヒル」。
さっきのビデオとは全く方向が違うが、しんみりとした気持ちになる。
次は「大統領極秘指令」である。
しかもこの本、図書館で借りたままだ。
本棚には、シュールなタイトルが並ぶ。
自分はたぶん、金は貯まらないなぁ・・・
未使用の検便を発見。
手を触れた後だったので、使用済じゃなくて本当によかった。
個人情報が、完全に放置されていた。
なぜか、銀行のキャッシュカードまで。
「パスポートはおかしいだろ!」と、思わず声に出して言ってみた。
スケジュールは、キョロちゃん。
続いて、離れになっている廃墟化した建物も発見し。
いきなりハングルな学位授与証か卒業証が置かれていた。
わりとお偉いさんだったらしい。
はい。
生物を解剖するためのキットだあった。
どうやらここの住人である人物は、色んな職に就いていたようだ。
裁判所からの呼び出し状や、債権にからむ書類が大量にあった。
最後に、嫌なものを見つけてしまった。
各部屋に入った時刻と車のナンバーを、確実に記録されている。
ホテルはホテルでそれなりにツッコミどころがあったが、住居部分は強烈だった。
残されすぎた個人情報は、いったいどういうことなのか。
あまり深くはかかわらない方がいい廃墟かもしれない。