さよなら、ホテル知里 4/4
(注)このページの画像は、全て加茂メール撮影。
2011年8月、解体作業がはじまった。
鬱蒼とした木々が伐採され、スッキリとした知里。
何だか新鮮。
解体の手は建屋にも。
洋3号の取り壊し。
和5号も外壁をバリバリ・・・
室内がまる見えに。
放置車両も・・・
踏み潰して・・・
こんなにコンパクトに!
着手から10日間で、何も無い更地になった。
何度か行ったことがあり、馴染みのある廃墟が無くなるのは切ない。
だが、僅かな期間しか楽しむことができないのが廃墟。
廃墟の賞味期限は短く、廃墟が廃墟である限り、こればかりは避けようがない。
失われゆく廃墟が放つ哀愁もまた、廃墟の魅力といえるだろう。
廃墟が取り壊され、または自然崩壊して失われてゆく半面、新たな廃墟がどこかに誕生している。
そうした魅力的な廃墟を、今後も見つけ続けることしかないだろう。
さよなら、ホテル知里。