化女沼レジャーランド見学会2015 2/2






そして、遊具エリアへ。この日、バタバタしていて、結局遊具の
写真は数枚ぐらいしかまともに撮っていなかった・・・



参加者50人ほどで、特に人気の高い遊具周辺は混み合うかと思いきや、意外と閑散としていた。
このキャパの広さだと、50人ぐらいどうってことなかった。



ここで、観覧車の上部に人為的な残留物があるとの情報を得て、原状回復のために高所作業員を派遣。



安全対策をしたうえで、2名に上がってもらい、撤去作業に着手した。



残留物が手の届かない場所に複雑に絡みついていたため、作業は難航した。



それでも何とか撤去を完了し、下りてきた。これが20代独身男性の休日の私服と
自家用車に常備されている装備品なので、イマドキの若者はよく分からない。



よーく見ないと違いは分からないが、綺麗になった。



ここで、目を疑う光景が飛び込んできた。
遊園地で休日を過ごす家族そのものだ!
いやしかし、ここは廃墟の遊園地・・・



この見学会で唯一、お子さんを連れてのご参加。



まさか、まさか、化女沼にこんな日が来ようとは・・・



そして、この日最大の見せ場は「トラバンド」で起きた。
本当なら上下しながら、グルグルと回る乗り物だ。
(ちなみに岐阜県の養老ランドでは現役で稼働中。)



軽く手で押してみたところ、なんと回るじゃないか!
※良い子はマネしないで下さい。というかそもそも立入禁止です。



遊具ではしゃぐ女の子の姿。この場所に子供の歓声が響いたのは、何年ぶりだろうか。
もう、これが見られただけで、岐阜から800キロの距離を走り、見学会を開催した甲斐があったというもの。
感無量とはこういう時のことを言うのだろうな、というぐらい静かに感動していた。



「本当の遊園地より楽しい」と言った子供の将来は案じられるが、本当に見学会を開いてよかった。
後日、女の子が「遊園地、ボロボロになってかわいそうだね〜。ずっとがんばって古くなっちゃったね。」
と話していたと聞き、涙が出そうになった。



感動を与えてくれた親子連れは、楽しそうに帰っていった。



夕方、参加者を残して一足早く撤収し、後藤社長とともに温泉へと向かった。



見学会の途中、参加者ではない人が入り込む一幕があった。
その人は廃墟マニアではなく、野鳥マニアだった。
私はお会いしなかったが「野鳥がぶつかるといけないから廃墟を早く撤去しろ、こんなに人が集まったら鳥が逃げるから迷惑だ。」
と言って、無断で敷地の奥へと入って行ったという。
ここで、廃墟マニアVS野鳥マニアという、新たな争いの火種が生まれた(苦笑)

今回も、後藤社長には本当にお世話になってしまった。
後藤社長にはずっとお世話になりっぱなしなので、せめて引き取り先を探さねば・・・
東北自動車道長者原スマートICから車で3分、宮城県屈指の泉質を誇る源泉の付いた45,000坪の土地に興味がある方は、ぜひご連絡を。



 魅惑の廃墟のページへもどる