地下兵器工場跡に潜入!−4−





適当に進んで行くと、古タイヤが山積みされている箇所がありました。
このあたり、いよいよこの調査が核心に迫っているような空気が漂ってきます。
しかし、この先は何かが入った袋が山積みされていて通行できませんでした。
どうやら、今朝一番最初に入った場所の中に来ているようです。



すぐ近くには、ビニールシートで覆われた怪しい分岐路がありました。
これが核心部分に違いないと感じ、突破を試みます。
ビニールシートの裏には鉄筋が組んであって、なかなか難しいものがあります。



シートのすき間から中を撮影してみます。
でも、これじゃあよく分かりません。



シートを破損しないように気をつけながら、シートと鉄骨の
わずかなすき間を、体をくねらせて何とか突破しました。
すると、目の前にはさらにバリケードが・・・
しかも、今度は波板バリケード+鉄筋ビニールシートの2段構えです。



「これは無理」とも思いましたが、ここで引き下がる訳にはいきません。
これほど厳重にしてあるからには、この先にはきっと凄い事が待ち受けているはず。
地面に這いつくばったり体をクネクネしたりして、捨て身の潜入作戦が始まりました。
しかし、ここで思いもよらない出来事が発生したのです!
シートの向こうから、人の声が聞こえてくるじゃありませんか!
瞬時に撤収モードに移行します。
超高速で第一のビニールシートの外まで撤退します。



いや〜、びっくりしました。
こういうところで出くわして最もビックリするのが人間です。
どうやら、あのバリケードの先がキノコの栽培場として利用されてるっぽいです。
さらに悪い事に、今回はメモをとっていなかったことと、先ほどのハプニングで
適当に「逃走」したため、現在地が把握できなくなりました。



といっても、出入り口は無数にあるため心配はないのですが、なるべくなら
最適と判断して突入口に選んだ坑口から出たいものです。



だいたいの位置関係は頭にあって、だいたいの方向感覚もあるのですが、
なかなか入ってきた坑口が見つかりません。



何回も行ったり来たりしたのですが、やはり分かりませんでした。
完全に入り口を見失いました。地下空間の恐ろしいところです。



しょうがないので、比較的近くの坑口から外に出ることにしました。
住宅地から出るわけにはいきませんので。
入るときよりも出る時の方が、タイミングが難しくなります。
外に出るまで、周りの状況が分からないためです。



来た道よりも激しい藪に出てしまいました。
藪を抜け、急斜面を滑り降りて何とか脱出できました。



今回探索した西側の山の遠景です。
この山全体の地下が、軍需工場になっていたのです。
話を聞いた住民の方に挨拶して改めてお礼を言ってから、この地を後にしました。