一等兵曹の廃屋 2/2
TEAM酷道016 探偵
中を見ると当時の新聞の切り抜きでびっしり!
これには感動!
涙を流しながらこの一冊で2時間!
内容からこの家主も海軍にもかかわらず満州の地に渡り戦ったものと思われる。
さらに次のお宝は掛け軸。
よく見ると・・・・・
明治天皇!!!
これにはビックリ!
何気なしにふと上を見上げると・・・
にらまれていました。
時代が飛び、東京オリンピック。
見事に開幕式から閉幕までの新聞!
アベベも走っていました。
大相撲もあり。
廊下には初代若乃花の直筆サイン!
次は土間を挟み反対の部屋へと進む!
そこには瓦の山。
あちらこちらに山つみ!
瓦を運ぶ道具もあることから、おそらく戦後家主は
瓦屋を営んでいたのだろう・・・
普段ならば真実を突き止めるまで徹底して聞き込み調査を行うのだが、この廃墟だけはそっと自然に還るのを待ちたい気持ちになった。
何故なら、我々が今ここに平和でいられるのは、この家主達がお国のために戦い抜いたお陰ではなかろうか?