紅葉の坂○屋 2/2
そしてやっぱりプールも満水状態。
グリーンの水で満たされたプールを間近で見たいが、この階段では・・・
色んなルートを試みるものの、どうしてもプールには行き付けなかった。
窓の外には紅葉が広がっていた。
入り口が豪華そうな造りなのに、他の部屋と全く
間取りが変わらない部屋があり、不思議だった。
春は桜、秋は紅葉が窓いっぱいに広がる。そういうことらしい。
地下に下りてゆく階段を発見!
地下室には業務用のエレベーターらしきものがあったが、ここからどこにも行けなかった。
新たな展開を期待していただけに、残念。
上階の突き当たりに、渡り廊下らしきものがあった。
この渡り廊下、丘の下にある廃墟とつながっていた。
前回訪問時に最初に見つけた廃墟と、同じ廃墟だった。
全く別々の廃墟と思っていた2軒が、実は同じ旅館だったのだ。
渡り廊下は、壁で完全に遮断されていた。
営業していた当時から、この壁はあっただろう。
この旅館、かなり謎が多い。
改めて、丘の下の廃墟に行ってみる。
この上に突き出たタワー状の部分に、渡り廊下が繋がっている。
不自然に上に突き出しているのが気になっていたが、そこで繋がっていたとは。
よく見れば、剥がれ落ちた旅館名が「坂○屋」と読めなくもない。
ただ、事前情報がないと、まず読めないだろう。
残念ながら、こちらの建物には入ることが出来なかった。
ただでさえ大きいと思っていた旅館が、本当はもっと大きな旅館だった。
春は桜が、秋は紅葉が楽しめる。
夏は専用プールで遊べるし、冬を含む通年で温泉がある。
なかなかいい旅館だったのではないだろうか。
新たな発見があり、季節の趣があり、廃墟を再訪する楽しみが味わえた一日だった。