T鉱山 2/2
続いて、鉱山アパートを訪れた。
所々に丸い穴が開いているのは、啄木鳥の仕業。
外観も凄いが、内部も凄い。
特に階段が凄い。この階段で2階へ。
壊してしまわないように、ソーっと上がる。
立派なガーデニングが出来上がっていた。
昭和の香り漂う蛍光灯カバー。
アパートに飽き足らず、もう1件、ほとんどの人が見落とすであろう廃屋に踏み込んだ。
相変わらず崩壊が激しいが、この建物は一味違った。
棚に並ぶ試薬ビン。
机の上に散乱する書類の数々。こうなってくると、時間がいくらあっても足りない。
最新で、昭和43年の浮選(浮遊選鉱)日記があった。
きっちりと描かれているけど、ちょっと寂しい数字。
この鉱山は小規模ながら、現存する建物の形状・状態、残留物等、非常にインパクトのある廃鉱山だった。
つづいて、白亜の廃校へ行く
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