ホテル ウ○ンザー


とある場所にあったラブホテル。
この物件、実は現役当時から存在は知っていた。
それが、いつからか営業しなくなり、封鎖されるようになった。
観察を続けること5年ほどで、ようやく廃墟に熟成された。
このように観察を続けている物件はたくさんあるが、その多くは廃墟になる前に取り壊される。
このホテルは、いわばレアケースといえるだろう。



なかなかオシャレな外観。



もはや値段が不明。



落書きも廃墟の味。1階が駐車場、2階が客室という、ありがちな造りだ。



とりあえず、ちゃんとフロントからお邪魔しよう。



部屋を選んだら、階段で2階の客室へ。現役当時にここに来ていた人たちとは別の意味で、胸が高鳴る。



客室内は比較的きれいで、ガラスにシールを貼ったステンドグラスもどきから漏れる光が美しい。






各部屋によってガラスの模様が異なる。このホテル最大の特徴ともいえるだろう。






かなり荒らされている。まあ、だからこそ廃墟っぽくもある。



営業をやめて間もないホテルの廃墟では、無料使用した生々しい痕跡が残っていることも多々ある・・・。



これはまた、特殊な・・・



色んな性癖にも対応可能♪



この部屋は、ちょっとメルヘンですね。



メルヘン!



こっちはムーディー!



もうね、こんなの見てたら全部屋回るしかないでしょ。



ということで、全ての客室を巡りました。こういう時、
一人での探索は誰にも気兼ねしなくていいので楽だ。



ちょと怖いよ・・・。



バスルームも押さえておきたい。



やはり、各部屋で特徴がある。



廃墟になっているが、また来たいと思ってしまった。



廃墟の探し方は、人それぞれ。
今は自宅で気軽に衛星写真が見られるので、それで探すのは効率がいいかもしれないが、どうも自分は好きになれない。
廃墟を探す過程も楽しみの一つで、地図で温泉マークを見て「このへんに廃墟ありそうかな?」と思って現地に行ってがっかりしたり、
ドライブしててたまたま発見した廃墟に入ってみると、とても良かった・・・というような感動を大切にしたい。
なので、遠出する時も極力下調べはしないし、偶然通りがかった廃墟に立ち寄ることが多い。
今回の廃墟は、以前から存在を把握し、熟成するのを待っていた。
進入路がなかったり、厳重に閉塞されるなど、管理者の強い意思が感じられる廃墟には、例え入れる状態であったとしても入らないようにしている。
私も以前は無理して入ることもあったが、無理して入っていい写真が撮れたとしても、罪悪感が大きくて素直に喜べなかった。
商売じゃないんだから、趣味なんだから、純粋に楽しめる範囲でやればいいんじゃないか。そう思うようになった。
なので、熟成前に取り壊されてしまい、入れずじまいになるケースも少なくない。
それもまた、仕方のないことだ。
廃墟というのは、本当は存在しない方がいいに決まっているのだから。