酷道360号
今回向かったのは、酷道360号。
富山県と岐阜県を結ぶ国道だが、岐阜県内の天生峠区間をご紹介したい。
白川村側から天生峠に向かう。
風景と同化し、見えにくい国道標識。
この先、8m以上の大型車は通行不能。
前回8月に訪問した時には冬季閉鎖から継続してゲートが閉じていたため、ここで引き返した。
9月末にようやくゲートが開いたのだった。
我々を迎えてくれる、天生の中滝。
しばらくはそれほどでもない、微妙な酷道が続く。
天生峠が近づいてくると、いよいよ本領を発揮してきた。
対向車と行き違うのも一苦労。これでこそ酷道だ。
新しい災害復旧工事の痕跡。どうやらこれが、8月になっても閉鎖されていた原因のようだ。
復旧工事に伴い撤去されたと思われるガードレールたち。
天生峠を過ぎ、下り坂のヘアピンが続く。
片方は崖、もう片方は崖下という、典型的な酷道が続く。
だいぶ下ってきたので、道がしっかりしてきた。
国道何号か読めねぇ・・・
峠を下り、集落も見えてきた。
一部はバイパス化され高規格道路になっているが、かつてはこの辺りもとんでもない酷道だった。
高規格トンネルを抜けて直角に曲がると、またしばらくは酷道になる。
飛騨市のほうに抜けてきたが、この辺りは2004年の台風で大きな被害を受けた地域。
当時は被災状況の確認に頻繁に来ていたため、ちょっと懐かしくもあった。
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