特別企画!酷道418号を走破せよ! 1/4


酷道マニアを魅了してやまない418号の通行止区間。
20年間も通行止の状態が続き、復旧する見通しも無いため、事実上の廃道とみなされている。
それでもなお、現役国道であり続けているのは、非常に稀有な存在だ。
そんな418号で、以前から企てている作戦があった。
それは、動力のついた車両で418号を走破すること。
四輪では絶対に不可能だし、今さら自転車では面白みに欠ける。
となると、残る選択肢はバイクしかない。
といっても私は二輪には乗っていないため、TEAM酷道の二輪部隊に話をもちかけたが、あっさり「無理」と却下された。
やはり、二輪乗りは二輪のことをよく分かっているので、限界もわきまえていた。
そこで、2010年1月に召集されたTEAM新年会(毎年恒例のオフ会)において、「県道352号の五月橋まで行こう」との話でみんなを誘い、そのまま418号を突破するという荒業に打って出た。
これは、その時の真実の物語である。




岐阜県道352号通行止区間のの瑞浪側。ここからスタートした。



参加者は、TEAM酷道の面々をはじめ、遠くは長野からの初参加者も含め、総勢11名であった。
車両で乗り入れなくては意味が無い。チャレンジャーは、やはりこの人・アドレスさんだ。



途中、深沢峡を見たり、廃茶屋でいっぷくしたりしたため、1時間ほどで五月橋に到着。



公言通り、グレーチングの橋の上でコーヒーをドリップし、おいしくいただく。



とらさんの淹れるコーヒーは、いつもこんな状況であるためか、とても美味しい。



昼食を摂りながら小一時間談笑し、酷道418号を目指す。



正味1時間強で酷道418号に合流したらが、本番はまだまだこれから!



相変わらずの酷道っぷりだが、ここはまだフィットでも走れる区間だ。



行程の都合とはいえ、車で走れる道を1時間以上歩いていると、ダレてくる。



さあ、いよいよゲームの幕開けだ。



特別企画!酷道418号を走破せよ! 2/4


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