特別企画!酷道418号を走破せよ! 4/4





二輪部隊が懸念していた最大の難所を、人数でカバーして強行突破を試みる。
一歩間違えれば木曽川に転落するので、原付に収納していた荷物を全て取り出してから持ち上げた。
万が一のことがあっても、被害が原付だけで済むようにと・・・



なんとか落ち返し地点まで到達。
しかし、原付はヤバい状態で止まっている。



そして、ついに最大の難所を攻略!
今になってTEAM原付ユウジ氏が「俺もDTで来ればよかった」としきりに後悔していた。



階段を突破したら、ゴールは目前。
と思っていたが、見渡す限りゴールは見えない。



スタートから5時間、疲労がピークを過ぎた頃、ようやくゴールが見えてきた。



そして、ついに・・・



最後のゲートを越えるため、川岸ギリギリを走る。



これさえ越えれば・・・一堂の気迫が感じられる。



ついに通行止区間を踏破し、恵那市の笠置ダムまで到達した。




日没が迫っていたため、ハイペースで歩き続ける強行軍であったが、とても充実した一日だった。
参加者は当日こんなに歩かされるとは思っておらず、半ば強制的に無謀な企画に参加させられた格好だったが、楽しんでいただけたと思う。いや、そう思いたい。
一人では絶対に遂行不可能な(というかやりたくない)計画だったが、11人が団結し、協力し合ったからこそ実現できた。
廃車を覚悟のうえで原付で乗り入れてくれたアドレスさんをはじめ、当日集まってくれた全ての方に、この場を借りてお礼を言いたい。

現在、新丸山ダム計画が凍結され、今回踏破した区間が本当に将来水没するか、怪しくなってきた。
しかし、バイパス道路が建設途中である現状を踏まえると、全区間1車線であるこの廃道区間が復活するとは考えにくい。
今回、動力の付いた車両で踏破できたことは、我々にとって、将来かけがえのない思い出になることだろう。



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