国道418号雪道編 1/2


まだ12月だというのに、物凄く雪が降りました。
私も、通勤でひどい目に遭いました。
バスが来ない、電車は止まるで、家から始発で出ても遅刻しました。

そんななか、岐阜県山県町の体育館の屋根が、雪の重みで崩壊したというニュースが飛び込んできました。
すると、案の定Kamui氏から電話がかかってきました。
これで週末の坑道行動予定が決まりました。
当日の朝、予定の時間を過ぎてもKamui氏から連絡がありません。
そして、寝坊コールが・・・
そんなこんなで、この日は一人で行動することになりました。




国道418号といっても、今回は不通区間ではありません!
国道256号から分岐して国道418に入り、国道157を目指します。
凄い雪とはいえ、豪雪地帯から見れば大した事ないかもしれません。
でも、ここは岐阜市からほど近い場所。大雪への備えなど殆どありません。
豪雪地帯と違って道路脇に除雪スペースが無いのが、最大のネックです。
道路を除雪するにも、屋根の雪を下ろすにも、雪を置く場所が無いのです。
「被災地」という言葉が、頭に浮かびました。



早速、山県市谷合の体育館を現認できました。



確かに潰れています。
TEAM酷道としては、当然間近まで接近したいわけですが・・・
体育館へ至る道は2メートル近い積雪が手付かずで、とても無理な状態でした。
別アングルで撮ろうにも、全てのわき道がそんな状態で、結局ここから撮るしかありませんでした。



壊れた体育館と、除雪に追われる住民。周辺住民は総出で除雪に当たっていました。
集落を上げての除雪作戦で、この国道418号だけは何とか通れるという状態でした。



雪の滞留場所が皆無のため、地域の木材店のフォークリフト等で川に雪を落としていました。



今日は一人で来たし、予定ではここで引き返すつもりでした。
体育館に至るまでにも、除雪作業で何度も停車したり、後退したりしました。
除雪している側からすれば、当然通る車が邪魔なわけです。
確実に通る必要の無い車ですから、同じ所をまた通るのは非常に気が引けます。
かといって、この先はもっとヤバそうだし、時間もオーバーするかもしれないし・・・
ちょっと悩みましたが、直進して国道157まで抜けることにしました。



なかなか古風なバス停がありました。
雪が無くてもこのあたりは断続的に道が狭いのですが、岐阜バスはガンガン来ます。



バス停が殆ど埋もれていました。



ぽつんぽつんと集落があるのですが、どこも総出で国道の除雪に当たっていました。



雪景色。こんもりとしているのが、民家の屋根です!
家から脱出不可能!



集落を一つ抜ける度に、道が酷くなっていくような気がします。



こちら側最後の集落に入ります。
次の集落には、国道157まわりの方が近いようです。



そして、この集落を抜けると、道がさらに・・・



国道418号雪道編 2/2


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