岐阜県道453号


神岡から岐阜へ帰る道中、6時間走り続けてスタート地点に戻ってくるというハプニングがあったものの、気を取り直して再出発。
「かくなる上は、宮−清美線を走りましょう!」と乗り物フリークさんの言うがままに、任せることにした。

国道41号から県道へ入ってすぐのところで、昼食を摂る事にした。
このまま山間部に入ってしまうと、昼食が夕食になってしまうからだ。
適当に入った店が、とてもいい店だった。

おばちゃんが一人で切り盛りしているにも関わらず、料金も庶民的な設定にも関わらず、こだわりと味は一流ホテル並み。
まさか、仕込みに4日間以上かかるカレーやパスタソースに、こんなところで出会えるとは思わなかった。
レシピはホテルのシェフの下で修行した内容に、オリジナルのアレンジが加えられている。
米から仕込みに使う水、付け合せの漬物に至るまで、店で提供される全てのものが、素材を厳選し、こだわり尽くしたものばかりだ。
それでいて、どのメニューも千円いかない値段なので、赤字ではないかと心配になってしまった。
とても、おばちゃんが一人でやってる定食屋のクオリティではない。

身も心も満たされたところで、県道453号・宮−清美線に突入だ。






県道98との分岐点。点線になってる・・・



1.5車線の快適な道が続く。



このゲート、なかなか開いていないことで有名らしいが、今日は運よく開いていた。



少し前まで降っていた雨に太陽光線が当たり、蒸気が発生している。



いや〜、テンションの上がる光景になってきた。



道には飾りが ないがいい 窓から崖下 見えりゃいい
ガードレールは なくていい 時々落石 あればいい



ゴトゴト走りゃ ゴトゴトと 車が擦り擦り 鳴いている
あの傷 この傷 なぞったら 思い出すのさ 酷道を



そんなことをしているうちに峠に到着。
可も無く不可も無くといった微妙な景色を眺めて、ここからダウンヒルに入る。



いい感じのS字。



こうした道がしばらく続く。



飽きそうなぐらい、同じ感じの道が続く。



分岐路を見つけては、果敢にアタックを試みている飲み物フリークさん。



ここで山間部を抜け、やっと集落に入ってきた。



ここで県道も終わり、国道に出て岐阜を目指す。



途中、長良川鉄道と抜きつ抜かれつ併走しながら、のんびりと帰って行った。






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