白装束集団「パナウェーブ研究所」2006


何日か前、福井県内では「白装束がカラスに餌付けして近隣住民が迷惑している」という内容の報道があった。
ローカルニュースでは、今でもたまに取り上げられているらしい。
さすがに日没が迫っていたため、走り慣れた道を急ぐ。
途中で後方からきた車を先に行かせた。
何しろ、現場で停車はできない。前回は深夜に駆けっこする羽目になったからだ。
写真を撮るためには、なるべく徐行したかった。
いよいよ、現場に近づいてきた。




研究所が見えてきた。
外観は、昨年とあまり変わっていないようだ。



さっき追い抜かせた車が停まっていた。
最近のカラス報道の影響で見に来たのだろうか。
しかし、瞬く間に「ストーカー車追跡中」が横付けしている。
驚くべき機動力は、今も変わっていないようだ。
幸か不幸か停車を余儀なくされ、その間に車内から撮りまくった。



久々に見た「ストーカー車追跡中」いつも前線で活躍してた、あの青森ナンバーだ。
車内には、追尾車両を録画できるように、ビデオカメラが取り付けられていた。









山の木にも白い布を巻き付けている。
なかなか念が入ってる。木にも白い布を巻き付けている。



山を下りてくる白装束がいた。
長谷川代表のようにも見えるが、遠目すぎて分からない。
ここで、前の車が発進したため、タイムオーバーとなった。
「ストーカー車追跡中」と、にこやかに会釈を交わし、すれ違った。



昨年と比べて、特に変わった様子はなかった。
しかし、町は確実に寂びれていた。
ほとんどの住居が無人となり、廃墟の町と化していた。
こんな状態で、カラスの餌付けで迷惑を被る人が果たしているのか。
比較的近い距離にある民家って、町内会長の1軒しかないのではないか。
ニュースソースが気になるところだ。

町が無人になっても、彼らは居つづけるのだろうか。
恐らくは、千乃教祖が亡くなるまでは、活動を続けるだろう。
この町は、「白装束の町」になろうとしている。


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