2012年12月06日 廃材が3日にわたって燃える
発生時刻 : 12月06日16時頃
場 所 : 岐阜県岐阜市
死 者 : なし
負 傷 者 : なし
火災の状況: 廃材の木材から燃料チップを製造する会社の廃材置き場より出火。10メートル以上の高さまで山積みされた廃材は、中まで火が入ると非常に厄介で、翌々日に鎮火するまで3日にわたって燃え続けた。
出火当日の夜。地元消防団も大量の食料を用意し、夜通しの放水に備えていた。
目に見えている炎に放水するとすぐに火は消えるが、しばらくするとまた火の手が上がる。これを延々と繰り返す。
正面に回ると、梯子車や大型の水槽車等も応援にきていた。
巨大な山となっている廃材から、大量の白煙が噴き出している。
2日目の朝。火の勢いは衰えたが、まだまだ白煙が上がっている。
出火から12時間以上、消防団も放水を続けていた。
放水した大量の水が行き場を求めて流れ出していた。
3日目の朝。白煙も随分と収まってきた。
長い戦いの跡が見受けられる。ホースを固定するために、どこかから拾ってきたのだろう。
現場正面に並ぶ消防車両。幾度となく選手交代しながら24時間体制で消火活動が行われている。
テントも張られ、前線基地となっていた。
梯子車を使い、上からの放水も行われていた。
この日の午後、約45時間ぶりにようやく鎮火した。
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