2010年07月15日 岐阜東濃豪雨 1/4
2010年7月15日、岐阜県美濃地方の広い地域で、夕方から雷を伴った激しい雨が降っていた。
この時期特有の夕立かと思われたが、雷雨は夜になっても弱まることなく降り続いた。
この日、岐阜市内でも複数の箇所で道路が冠水するなどした。
市内の一箇所では土砂崩れも発生し、県道が通行止になった。
次々と土砂が流出してきている。
ただ、これらの被害は今回の豪雨による被害のほんの一部に過ぎなかった。
同日深夜、可児市や八百津町に住む友人たちから次々と被害状況の報告が入ってきた。
それを裏付けるかのように、テレビの報道特別番組ではショッキングなニュースが流れている。
可児川が氾濫し可児市全域の10万人以上に避難勧告、人が乗った車が流され行方不明、住宅が土砂に飲み込まれ住人を救出中・・・
被害の発生が夜間だったことも災いし、被害状況の把握に時間がかかった。
混乱が少しは落ち着いた翌々日の早朝、現地を訪れた。
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