ハイツホテル 〜その1〜


冬場には名古屋から日帰りのスキー客で賑わう、岐阜県にある高原。
かつては夏の避暑地としても多くの観光客が訪れ、四季を通して賑わっていた。
近年では、すっかりスキーだけというイメージが定着している。
そんな高原に位置し、主要道路に面した大規模なホテル。
山の斜面を這うように建てられたホテルには、利用客向けにプールも併設されている。
日が傾き始めた夕刻、潜入を開始した。



山の斜面に建てられたホテル。
変わった形をしている。



西日を浴びて輝く道路沿いの入口。
ここからロビーへはエスカレーターが設置されている。
だが、天井が完全に崩壊しており、進むことは出来ない。



難攻するかと思いきや、他のアプローチがあっさり見つかった。
左右と道路を挟んだ向かいに民家があり、タイミングが難しい。
作業着に着替え、突入する。こういう時は、一人だから動きやすい。



とりあえず、受け付けへ。






日が傾いているため、影が長い。



床に落ちている鍵は、業務用のものだろうか。



こちらは、客室の鍵。
何部屋か、お客さんがいるのだろうか



PRIVATEエリアに少しお邪魔する。



カビた壁に開いたロッカー。



個人情報が垂れ流されていた。



階段を上がり、メインの客室へ向かう。



がらんとした部屋には、テーブルだけが残されていた。



ハイツホテル 〜その2〜