神岡鉱山 雪の栃洞選鉱場 2/4
壊れた屋根から雪が舞い、コントラストを作っていた。
日は昇っても、まだ気温はマイナス。
廃墟じゃなかったら、消火栓が凍るのはマズい気もするが。
どうやら、インクライン跡を挟んで向かい側が、選鉱場のメイン施設のようだ。
さすがに飛び越えられないので、さらに下へ下へと向かう。
シェルターの階段を下りると、この先は木造になっていた。
木造部分は痛みが激しく、より慎重に歩を進める。
木板の上に雪が積もっていると、状況が把握しにくい。
以前、ここ栃洞で同じ状況下で危ない目に遭ったことがある。
木造の階段が、どんどん続いている。
最下部は、シェルターのようになっていた。
階段の最下部より外に出る。
いつもの軌道跡からは見られない景色が広がっていた。
いつも見下ろしていた選鉱場が、上に見える。
ここから選鉱場に行くのが大変だった。
崩壊した屋根の上を歩くKamui君。
ここで足を滑らせたら、スカイダイビングが出来る。
雪まみれになりながらも、本丸が見えてきた。
すぐ上に見えるのが、バルク浮遊選鉱の施設だ。
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