土倉鉱山 〜前編〜


酷道303号から少し入った山中にある鉱山跡。
我々チーム酷道が廃墟をはじめるきっかけになった場所です。
その原点を、2004年12月に一人で再訪した時の模様です。





酷道303から分岐してすぐ、鉱山跡が見えてきました。
ここは、廃墟というよりかは遺跡に近いものがあります。





















建物という感じではありませんが、上の方へと登っていきます。
途中、登りにくい箇所がいくつかあります。
ここは、コンクリの斜面に苔が生えていて、滑りやすくなってました。
滑落しては大変なので、慎重に登っていきます。



シックナーの一つには、今なお水がたたえられていました。






登っていくと、次第に難易度が高くなってきます。
でも、誰かが親切にロープを残してくれてます。
もしもロープが無かったら、危険極まりない場所です。
ロープを握り締め、上を目指します。









やっと最上部まできました。
慎重に登っていたため、随分と時間がかかりました。
大した眺めじゃなくても、妙な達成感があります。
一人で、人っ子ひとりいない野山を見渡すのは気分がいいものです。

土倉鉱山 〜後編〜