化女沼レジャーランド 1/10
遊園地をはじめ、多くの娯楽施設を擁して東北の一大観光地であった化女沼レジャーランド。
創業者である後藤氏が1979年に「化女沼保養ランド」として開業。
その後、「化女沼レジャーランド」と名を変え、営業していた。
宮城県で一、二を争うレジャー施設であるため、多くの行楽客が訪れ、駐車場に入るために長い車の列が出来ていた。
それから20年以上が過ぎ、レジャーの多様化により国内観光自体が衰退したことや景気の悪化から客足が鈍り、2001年に閉園のやむなきに至った。
閉園から10年以上が経過しているが、ここは珍しく遊具が今も残っている。
遊園地の遊具は、中古でも比較的高値で取り引きされるため、閉園するとすぐに撤去されてしまうことが多い。
それではなぜ、ここ化女沼では遊具が廃墟の状態で残されているのか。
実際に訪れて後藤社長の熱い思いをお聞きするまで、その理由は知る由も無かった。
岐阜からおよそ800キロ。とらさんと二人で交代しながら10時間運転し続け、化女沼を目指す。
出発してからちょうど10時間で現地に到着。このアーチを見たら、疲れは全て吹き飛んだ。
機械警備が入っているようだ。
飲食物の持ち込みは禁止されている。食事は園内で買おう。
入ってすぐに、一つ目のアトラクションを発見。
お金を動くとムーブする飛行機だ。
後藤社長によると、実機とのこと。リアルな筈だ。
実機に取り付けられた操縦能力判定装置。
とりあえず、近くの廃屋にも入っておいた。従業員の休憩所だろうか。
化女沼レジャーランドの前身「化女沼保養ランド」の文字を発見。なんだか嬉しい。
化女沼レジャーランド2/10 へ続く