化女沼レジャーランド 9/10






昼食を挟んでお話をうかがった後、向かったのはそうめん流しだ。



ここに写っている4倍ほどのテーブルがあった。全てそうめん流しだ。
ちなみに、そうめん流しというのは、長い竿を使う流しそうめんとは異なる。
ここでは専用のテーブルになっており、装置内をクルクルとそうめんが循環していた。



これだけあるテーブルが、繁忙期には全て人で埋まっていた。
収容人数は、なんと1,000名!
遊具で遊んだ記憶はないけど、子供会でそうめん流しに来たことがある、という人も多い。



それにしても、少しくらい普通のテーブルがあっても良さそうなものだが、見事に全部流しそうめんだ。



食券売り場があったので、裏からお邪魔することにした。



そうめん以外のメニューも充実していたようだ。テーブルが全てあれなので、ますます装置が邪魔になりそうだ。



領収書の控えを発見。これは子ども会のものだ。当時の情景が目に浮かぶようだ。
廃墟においては、このようないわゆる「紙系」の残留物が最強に面白い。
ここの遊具のような、目立った施設が無い廃墟では「紙系」の量が廃墟の面白さを左右する。



明日は仕事ということと、ここから自宅まで10時間運転しないといけないことを
思い出し、そうめん流しを後にしてゲートボール場にやって来た。



屋根を備えた全天候型のゲートボール場は珍しく、大変重宝されたという。
冬場でもゲートボールが出来るとあって、県内を中心に多くの団体が利用していた。



残留物は少なく、ボールは一部しか見つからなかった。



ゲートボール場は元々の計画にはなく、地元からの要望で造ったのだという。



大会の本部席。



そろそろ撤収しないと、明日の仕事に差し支えそうだ。



化女沼レジャーランド10/10 へ続く