地下兵器工場跡に潜入!−3−


東側の山の調査を終え外に出たところで地元住民の方に話をうかがいました。
子供の頃は、この地下工場跡でよく遊んだといいます。
ただ、このところ崩落が激しく、危ないとのことでした。
この町の歴史や見所、地下工場の当時の様子など、とても親切に教えていただきました。
そういった話をした手前、目の前で壕に入る訳にもいかず、進入経路を考えます。
北側には民家、南側は住宅地、東側は先ほど調査を終えた山につながり、西は養鶏場。
さすがに住宅地からは人目につくため、養鶏場あたりからアプローチを試みます。





急斜面の藪をかき分けて登れば、平坦になっていました。
非常に廃れた雰囲気で、これは入り口がありそうです。
うっそうとしているも高い木のない藪を進みます。



やっぱりありました!



てか、坑口が4つ並んでありました・・・
どこから入ろうか迷いましたが、どこから入っても同じです。
中に入れば、すぐにつながっていました。



藪の中から一歩中に入れば、そこには異世界が広がっていました。



広い坑道は、山の反対側まで一直線でつながっていました。
途中、何箇所も「交差点」がありましたが、前回と同じくとりあえず直進しました。
こちらの坑口は、水没しています。



住宅地のすぐ裏とあって、色々な物が置かれています。
物置代わりに使っている家庭もあるようです。
乳母車は、ちょっと不気味ですね。



乳母車の中を恐る恐る覗き込みましたが、発見はありませんでした。



このあたりは、本格的な工事の跡があります。



いくつかの坑口は塞がれていました。
近くの住民が、自主的に塞いだのでしょうか。



色んな道を通ってみました。
大きな坑道、小さな坑道様々ですが、全体的に東側より高規格のように思います。



場所によっては地面がコンクリで簡易舗装されています。



地下兵器工場跡に潜入!−4−