悲哀の廃集落 2/5






雨戸を閉め切っていても、障子が自然と破れている。



今じゃまず見かけることの無くなった木箱。



台所の手前で、床ごと傾く足踏み式ミシン。



雨戸が締め切られているため真っ暗な室内。



あまりに暗かったため、思わずストロボ撮影。
雨漏りにより、酷く浸水してしまっている。



黒板に残されたメッセージも、消えかけていた。



雨漏りにより、襖が凄い色になっている。



2階に上がってみたが、今にも倒壊しそうな状態だった。



続いて、別のお宅へ。



玄関には草鞋が掛けてあった。



そして、土間には囲炉裏があった。



典型的な昔の日本家屋だ。今で言う古民家だろうか。
ふと、「古き良き時代」という言葉が頭に浮かぶ。



観光地からお土産を持って帰ったであろう紙袋。



電気部品は、昭和43年のものだった。



悲哀の廃集落3/5 へつづく