酷道260号旧道 1/2


毎年恒例となりつつあるイルカ漁解禁日の太地町訪問。
その帰り道、同行していた団地マニアの若さん(仮名)が寄り道しようと言うので、行ってみることにした。
目的地は、酷道260号線の旧道だ。






ひた走ってきた42号から260号の現道へ入る。気になるのは、天気の悪さだ。



土砂崩れを眺めながら、目的地を目指す。



旧道に入ろうとしたら、無常にも通行止めの看板が・・・



仕方が無いので、トンネルで山の反対側に行ってみることにした。
このトンネルができる以前の旧道を目指している訳だ。



少し捜索して、やっと旧道に入ることができた。
現在も生活道路として使われているが、看板は限界に達していた。



意外と普通の道が続く。



旧道だが、しっかりと国道標識があった。矢印に従って右へ。



すると、新道に出てしまった。なぜかゲートがあり、オープンしている。
あの矢印に従ったのが失敗だったようだ。引き返して反対側へ行ってみる。



やはり、こちらが正解だったようだ。
まあ、冷静に考えれば、こんな道へ標識が誘導する訳が無い。



雨でぬれた鉄板に進路を塞ぐ竹。出だしから嫌な予感しかしない。



マイカーならまだしも、この日は家庭の事情で自家用車が使えず、レンタカーだ。それもハイブリッドの。



深夜に真っ暗な田舎道を自転車で8キロ走って借りてきたレンタカー。
岐阜から夜通し走って紀伊半島の先端でイルカ漁を見た帰りに、とんだ苦行が待っていた。






 酷道260号旧道 2/2 へつづく


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