酷道439紀行11 杓子峠


酷道の旅に来たのに、しばらくまともに酷道を走っていなかった気がする。
本当だったら1日でヨサクを完走できそうなものだが、今回はあえて4日間かけた。
時間があったらあったで、絶対に寄り道が増えて、結果としていつも強行軍となる。
今回もそのパターンだが、酷道に新たな楽しみ方を見つけてしまった。





これまでは集落メインだったが、最後まで完走しなければならない。
「この勢いで、一気に勝負をかけよう」という流れで杓子峠まで走ってきた。



出だしでいきなり対向車と離合した。
意外と交通量は多く、地元の人に利用されている。



オニギリには、やはり傾いていて欲しい。



かなり楽しい酷道っぷりだったが、ゴールが迫っていたことと、疲れが出て画像は少なめ。



峠の終わりに差し掛かったところで、不思議な光景が見えてきた。



道沿いでたいまつを燃やしている。
家の方が外に出ていたので聞いてみると、これがこの地方での迎え盆のたいまつなのだという。
送り盆は送り盆で、またやるそうだ。



こうした光景に出会えるのも、酷道の魅力なのかもしれない。
幹線道路やバイパスでは、まずお目にかかれないだろう。



いよいよゴールが近づいてきた。



酷道439紀行12 フィナーレ


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