酷道439紀行3 コリトリ→京柱峠
コリトリでじっくり話を聞いていたため、もう午後になろうとしていた。
前回来た時には、積雪が路面を覆っていた。
剣山を越えて、ようやく国道438号と離れ、ヨサクの単独区間に入った。
これまで、438の標識ばかりで439号のオニギリ(国道標識)を一度も見ていない。
併設区間だと、国道標識を幾つか縦に並んでいる光景も珍しくないが、ここ徳島では国道439号は軽視されているとしか思えない。
下り道、雪が無いだけありがたい。
我々を歓迎してくれているのだろうか。
そして、奥祖谷の元祖・かかしの里に到着。
ヤバイ雰囲気がプンプンしている。
乳母車を押しているのはかかしじゃなくて本物のお婆さん!
先ほどのお婆さんが休憩されていたので、お話を聞くことに。
いやいや、これはかかしだ!
怖いくらいリアル過ぎる。
ちゃんと基本台帳も整備されていた。
全てのかかしの氏名や住所、特徴などが書かれていた。
パラダイスを後にしてヨサクを走っていると、こんな不思議な光景が見えてきた。
ヘアピンになっているだけなら、こんな近い場所にオニギリを2つも立てる必要は無いだろう。
実は、画像の手前に分岐路があり、ヘアピンの三叉路になっているのだ。
国道の本線がヘアピンで、国道から直視する分岐路。
こうしたややこしさから、恐らく近接した位置にオニギリが立てられたのではないだろうか。
酷道439紀行4 京柱峠
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