酷道439紀行5 京柱峠→早明浦ダム








前回訪問時には開いてなかった峠の茶屋が、今回は営業していた。



やっと2年越しの「しし肉うどん」を食べることができた。



味もさることながら、雰囲気も最高だ。ご主人によると、以前旅人から「この峠、眺めは素晴らしいのに、
うどんの一杯でも食わせる店もないのか」と言われたことをきっかけにはじめたという。
正直、毎日山を登って店を開け、儲かっているとは思えない。
損得勘定ではなく、この店を続けているご主人の思いが感じられるしし肉うどんだった。



この深い山奥で、とても気になる眺めだった。山の所々が削られ、集落が存在している。
普通、R157の温見峠とかR417の冠山峠なんかでは、民家など一軒も見当たらない。
それが、この京柱峠では、道も無いような場所に集落が複数形成されている。
こうした集落の在り方はなにも京柱峠に限ったことではなく、四国の広い範囲での特徴だと
後に気付くのだが、今後の我々の行動に大きな影響をもたらすことになる。



峠を下れば、実質的に本日1日目の行程は全て終了。



大豊インター入口を通過して本山町に泊まったのだが、四国といえば浮沈橋。



当然のようにオプションが付く。



とらさんの撮影希望により、またしてもバックで浮沈橋を渡りきるハメに・・・
ともあれ、これにて長かった1日目の行程は無事に終了した。



酷道439紀行6 早明浦ダム周辺


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