酷道471号


年に数回は訪れる神岡からの帰り道、TEAM酷道メンバーの乗り物フリークさんと一緒にあても無く走っていた。
約10年ぶりに酷道471号を再訪し、当時はあまりの恐怖に写真を1枚も撮っていなかった県道34号のリベンジを果たそうと思った。






帰路である国道41号からコースアウトし、しばらく走っていると、いよいよR471のオニギリが見えてきた。



集落を抜けた途端にこれ。



ガードレールのような軟弱なものは勿論ない。



舗装路なのに草が生えている。



もうこれ、あと数年放置すればダートになる感じ。



道幅もハンパなく狭い。これぞ酷道!



道の酷さに追い討ちをかけるように、猛烈な雨が降ってきた。
状況の酷さも、酷道の醍醐味の一つ。天が味方をしてくれた大雨。



楢峠に差しかかるも、これといったものが何も無く、また、眺望もよくない。
とても味気ない峠を越えて、岐阜県道34号を目指す。



この酷道は、冬季閉鎖の期間が長く、走行できる期間が非常に短いことで知られている。
11月中旬から冬季閉鎖に入り、5月末まで続く。
1年の半分以上が冬季閉鎖され、残りは約5ヶ月半しかないが、フルに走れることはまずない。
冬季閉鎖中に道路が痛んでいるので、冬季閉鎖の解除と同時に災害通行止がはじまるのが通例だ。
このあたり、酷道157号の落ちたら死ぬ区間とよく似ている。



 県道34号へとつづく


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