林道西洞〜納谷線 4/4








北上、そして東進し、地図上で道が途切れるギリギリのところまで行った。
そこにあったのは、この南無阿弥陀仏の石碑だった。



この意味ありげな構造物。



そして、南無阿弥陀仏がもう一つ。



そう、ここはお寺とお墓の跡地だった。



さらに進んでいくと、何も無い場所に石垣が築いてあったりする。



こんな石垣を見ると萌えるよね?などと、とらさんと話しながら歩く。



そして、ついにありましたよ、ええ。



昔ながらの立派な格子戸。



中はもう、どうしようもない状態だった。



吹きさらしの風呂。



三種の神器・手動脱水式の洗濯機。



野趣あふれるトイレ。こんな建て売りどうですか?



周辺の山も家屋と同じで、荒れていた。



山県市には、こうした山間部奥地の集落跡がたくさん存在する。



帰り道、来る時には落ちてなかった落石が転がっていた。
これがもし、もう少し大きいものだったら完全に閉じ込められていた。
落石に直撃するようなことは確率的にまず無いが、落石の最大のリスクは、まさにこれ。



前回の探索に引き続き、今回も動画を撮ってきました。
注意事項は前回同様ですので、お時間のある方は期待せずにご覧下さい。






こうして、3ヶ月ぶりの岐阜再発見の旅は、無事にリベンジを果たした。
但し、まだ朝の8時。
今日はもう少し足を伸ばせそうだ。



 新谷作業道 へつづく


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