TEAM酷道新年会2013 1/2


毎年恒例の新年会。
今年は昨年までと趣向を替えて、どんな内容になったのか、ご覧下さい。






屋外で鍋をするというスタイルはそのままで、今年は昨年までの深沢峡ではなく、酷道157号を会場に選んだ。
1週間前に会場の下見をして、万全の体制で挑んだのだが、当日は数年に一度という大雪に見舞われた。
集合場所に指定した岐阜市内でさえ、かなりの積雪があり、京都からの参加者はノーマルタイヤであるため心配という理由で食材だけを置いて帰っていった。



前を走っていたトラックも完全にコントロールを失い、カーブの僅かなカントで反対車線まで滑り落ちていった。
こんな状態なので、本来なら集合場所で車をまとめて四駆車に乗り合いしたかったのだが、そこはTEAM酷道の集まり。
初参加の人も含めて、みんな「自分の車で走りたい」と言うため、結局10台近い車列になってしまった。



北上を続けていると走る車もいなくなり、どこまでが道なのかも判然としない。



会場目前で除雪が終了しており、除雪された雪の壁が行く手を阻む。



吹雪いている段階で、みな屋外で本当に鍋をやるとは思わなくなっていた。
しかし、TEAM酷道の新年会はそんなに甘くない。
車を停められる場所までバックさせ、食材や機材を各自分担して持ち、会場まで歩く。



除雪された雪の壁を越えれば、積雪は50センチほど。
深みは1メートルほどあるが、はまったとしても新雪で腰より下なので、なんとか自力脱出できる。



いよいよ新年会の会場が見えてきた。



「落ちたら死ぬ」看板の前付近で、みなで雪を踏み固めて場所を造る。



一般的な新年会のイメージとは程遠いが、こうして土鍋をセッティングすると、少しはそれっぽくなってきた(かな?)。



土鍋の上にも、みるみる雪が降り積もる。
決して示し合わせた訳ではなく、誰も口に出していなかったが、参加者一堂野生の勘が働き、驚くほど手際がよかった。



ここに3時間居たら危ない。そんな思いから例年にないスピードで鍋が用意されてゆく。



新年会は、ゆっくり鍋を味わったり、みんなで喋って親睦を深めるでもなく、とにかく「実行した」という事実が大切。
そのためにも、とにかく鍋を完成させて生還しなければならない。
もう、味や外聞など気にしていられないとばかりに、勢いよく味噌を投入。



TEAM酷道新年会2013 2/2


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