東日本大震災
岩手県下閉伊郡山田町 2011年5月2日
震災当日の映像で、気仙沼の火災は記憶に焼きついているが、山田町もまた、火災で焼失していた。
焼けた町には、鉄骨の骨組みだけが所々に残っていた。
津波によって壊滅した町、そのうえ火災によって焼き尽くされた町。
いずれにしても、そこにあるのは人々の悲しみだった。
市街地が、あたり一面焼け野原になってしまった。
いったいどうすれば、レールがこのようになるのか。
ガラスの皿も火災の熱で溶けていた。
焼け落ちた陸中山田駅。
駅が全焼するという光景は、より一層の非日常さを感じさせる。
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