東日本大震災
福島県相馬市 2013年5月4日
相馬市の沿岸部では、大規模な工事が至る所で進行していた。
それと同時に、海沿いにはレジャーを楽しむ多くの人々の姿があった。
基礎だけが残る荒野に、ポツンと残る建物。
1階部分は流されて鉄骨だけになっている。
かつて住宅地だった場所は、瓦礫が撤去されてこのような状態のままだった。
鉄筋コンクリートの建物は、被災しながらも何とか残っている。
中を覗いてみるも、ガランとしている。
この日は風も弱く、平穏な海が見えた。
沿岸部を走っていると、数は多くないが、時々建物が残っている。
その度に近くまで行き、状態を確認した。
建物の内部には、大量の砂が入り込んでいた。
津波による被害の爪あとも生々しい。
体育館のようなものも併設されていた。
体育館の中にまで、土砂が入り込んでいる。
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