平成26年豪雪 3/4








道の両サイドには旧道も見える。
今走っているこの道も、除雪される前はこんな状態だったのだろう。



ショベルカーでショベルカを救出している現場に遭遇した。



旧道・・・






旧道を少しだけ歩いてみた。



倒壊してしまっている小屋。



庇が壊れている。



雪の被害とは関係ないが、建物が気になる郷土資料館があった。



郷土資料館の前のポスト。



橋を渡って対岸の集落に行ってみたが、積雪で道が狭くて、とても写真を撮っている場合じゃなかった。






早川町の中心部まで戻ってきたが、このあたりでも家屋の一部が損壊するなどしていた。



警察官が・・・



雪に覆われた街で、人々が除雪に追われていた。



ここで唯一営業いていた店に入って鹿カレーを食べ、聞き込みをするなど情報収集をした。
ダムがあった奈良田の集落までは今朝になって開通し、ここからすぐ先にある新倉の集落以遠は、一昨日に開通したのだという。
地元の人に聞いても、開通時期について詳しく知っている人は少なかった。
また、今朝になって8日ぶりに孤立が解消されたにも関わらず、車がほとんど通らず静寂そのものだった。
ニュースで見ているのと違って、孤立している集落の人も、その周辺に住む人も、それほど大事だとは思っていないような印象を受けた。
「雪が多くて大変」というのは皆が言うことだが、「孤立して大変」という人は少なかった。
それは、毎日街へ出かける人なんてほとんどいないからだ。
1週間に1度、街へ出かけて必要な用事を済ませるか、本当に必要な時しか出かけない人が多い。
そのため、1週間ぐらい街へ出られなくても、困らない。
除雪されて道が開通しても、「まだ雪が残っていて危ないからしばらく様子を見よう」と外出を控えていた。

誤解しないでほしいのは、それでも一刻も早く除雪し、道を開通させる必要があるということだ。
病気で通院する人や急病人など、数は少なくても必要性の高い人がいる。
造ることで多くの人が少し便利になる道よりも、たった一人の命を救える道のほうが重要に決まっている。
これは道に限った話ではないが、公共という観点では絶対に必要な考え方だ。



平成26年豪雪 4/4 へつづく


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