別子銅山 星越・煙突山周辺


星越周辺には、新居浜選鉱場が今も残っている。
1925年に稼動を始め、閉山まで別子の鉱石を選鉱していた。
現在は、輸入した鉱石を選鉱している。









新居浜選鉱場の袂には、鉱山鉄道の星越駅の駅舎が今も残っている。



選鉱場の正面には、見渡す限りの平屋の社宅が建ち並んでいる。山田社宅だ。
住宅の玄関には、「化学」や「選鉱」などと従事者の所属が書かれていた。
現在も一部が使用されているが、大部分が未入居で、ここ10年ほどで取り壊しも進んでいる。



少し移動して、山根精錬所跡地にある別子銅山記念館へ。
記念館の裏山の頂上には巨大な煙突がそびえている。
精錬所の煙害を少しでも低減しようと、山のてっぺんに煙突を設けたのだ。



記念館の近くにある大山積神社。
別子銅山の山神様として、鉱山の安全を見守り続けてきた。
現在でも、住友の重役は年に一度、この大山積神社を参拝している。



神社の境内には、当時の電気機関車や蒸気機関車、貨車等も保存されている。



 別子銅山 東平エリアへ


 別子銅山のページに戻る