TEAM酷道特別企画! 皇室車両アルバム
第67回国民体育大会in岐阜 1/2


2012年に岐阜県で国体が開催され、皇族をはじめ多くの方々が来県された。
各県が持ち回りで行い、通常47年に1度しか開催されない「皇室3大行事」(植樹祭・海づくり大会・国体)だが、ここ6年間で3つともが相次いで県内で開催された。
これは岐阜県に限らず、数年おきに同じ県で各行事が行われることが多い。
これは、整備や警備の関係だと思われる。
間隔を縮めることで、陛下が移動される道路や御泊所、立ち寄られる施設等の整備を軽減できるし、警備計画も、ある程度前回のものを流用できるだろう。
列車移動が伴なう場合、緒召列車が運転される前には、継ぎ目が少なく乗り心地の良いロングレールへルール交換することもあるため、まとめて来てもらったほうが良いという事情も分かる。
しかし、県民としては、立て続けに来て頂けるのは嬉しいが、その後、40年間お越し頂けないというのも淋しいものがある。






これは、他県からの応援車両。



色んな県警の警察官たちが、右往左往している。



直前になって、前の現場からマイクロバスで到着した岐阜県警の若手軍団が持ち場に向かって走って行った。






規制開始の3分前パトカーが通過すると、一斉に腕章を外す。



1分前を通過すると、警察官は人波の後ろへ下がっていった。
「直前に下がりますので、私がいなくなっても言ったことは絶対に守って下さい。」
と、事前に場を温めておくのが、こうした若手警察官の一番の任務だ。



だから、決して高圧的なことは言わない。極めて低姿勢に、丁重にお願いする。
また、何時間も待っている人をイライラさせず、笑顔で奉迎してもらうという任務もある。
時には関西の警察官が2人で漫才を繰り広げることもある。
























第67回国民体育大会in岐阜<天皇皇后両陛下>2/2 へつづく




皇室車両アルバムのページへ戻る

挑戦記のページへもどる