東日本大震災
宮城県南三陸町 2011年3月26日
先週に引き続き、再び南三陸町を訪れた。
前回は闇に包まれていたのでよく分からなかったが、壊滅的な被害を目の当たりにすることとなる。
公園に保存されていたSL。津波は鉄の塊をも押し流した。
昭和35年のチリ地震の津波を示す標識は、横倒しになっていた。
被災地では、チリ地震の時のことを話される人が多かった。
「あの時は『来るぞ来るぞ』と言って、大したことなかったのに」
皮肉にも、逆の意味で教訓になってしまっていた。
特に今回は、気象庁が当初発表した津波の予想高さが3メートル程度
だったので、「どうせ何十センチだ」と考えた人も多かっただろう。
建物の最上階まで、津波が到達している。
病院も機能しなくなってしまった。
東日本大震災 次へ
東日本大震災のページに戻る