東日本大震災

宮城県南三陸町 2011年3月26日






瓦礫の山と化した街。















中には店舗が全壊しつつも、営業を再開している店もあった。
商売人としての意地や、南三陸町民としての誇りが感じられる。









岐阜から災害支援に来ている救急車が走って行った。









南三陸町から北へ向かう途中、石巻市内の支援部隊ベースキャンプにて。
緊急消防援助隊の北海道隊のほか、自衛隊車両が何百台も停まっていた。



南三陸町では、多くの人が家や家族を失った。
同行者を一人、車に残して行くと、何度かドアノブをガチャガチャやられたそうだ。
道すがら、自販機をこじ開けてジュースや小銭を取り出している人も見かけた。
家もお金も流されて、支援も受けられずに、食料も水も買うしかないのにお金がない。
とても見咎めることなど、出来なかった。

阪神大震災の時はもっと強烈で、震災当日に商店から物を持ち出す市民がたくさんいた。
シャッターを壊し、みんなで持てるだけの食料品や生活用品を奪ってゆく。
今回の東北では、そのような略奪行為は見かけなかった。
自販機はこじ開けても、皆で譲り合い、助け合っているという印象を受けた。



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