東日本大震災
宮城県女川町 2011年3月26日
女川駅。全く面影が残っていない。
駅に停まっていた2両の気動車と、駅に置かれていた1両の気動車は津波によって押し流された。
1両は丘の上の墓地まで流されていた。
海が遠目に見えるこの高台まで列車を押し流した津波。
凄まじい破壊力だ。
遠くから流されてきたであろう家や車が折り重なっている。
これらの車の中にも、まだ人がいるかもしれない。
人命検索は、震災から16日目の明日から開始される。
こちらは、廃車となった後、駅に置かれていた車両だ。
マンションの3階に立ち木が刺さっている。
このマンションは、海から500メートルほど内陸に入った坂の上にある。
この山の斜面で津波が止まったと思われる。
そこには、町中心部から押し流されてきたあらゆるものが積み重なり、山となっていた。
東日本大震災 次へ
東日本大震災のページに戻る