東日本大震災

岩手県上閉伊郡大槌町 2011年5月2日





早朝に青森県八戸港を出発し、岩手県大槌町までやってきた。
震災から間もなく2ヶ月が経過しようというのに、各地には津波による生々しい痕跡がはっきりと残されていた。
瓦礫の撤去は始まったばかりで、まだ手付かずの地域が殆どだ。
復旧・復興のスピードにも、大きな地域格差を感じた。
例えば、陸前高田では震災から1週間で仮設住宅の建設がはじまっていたが、女川町では2週間経ってようやく人命救助がはじまった。
こうした格差を是正すれば、一つでも多くの人命を救うことができたのではないだろうか。
今後の大きな課題と言えるだろう。





この日、特に大槌町では強風が吹き荒れていた。
遠くに写っている煙のようなものは、砂嵐だ。






JR山田線の大槌川に架かる鉄橋は、橋脚の一部のみが残っていた。






強風によって、砂塵だけでなく、瓦礫も飛び交っていた。









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